都心部はもちろんのこと、郊外でも数多くのマンションやアパートが点在をしています。その大半が賃貸物件となっており、毎月所定の家賃を支払うことで入居をすることが可能です。数が多い分、必ず満室になるということがなく、オーナーは常に新しい設備を導入したり、住んでいる方々のために快適な環境を用意する努力をしないといけません。昨今は住まいにもユニバーサルデザインを取り入れる傾向が強く、バリアフリーを実施していない場合はそれに取り組むと良いでしょう。
まずユニバーサルデザインとは何かを見ると、障害を持っている方でもスムーズに暮らせるデザインという世界共通の言葉です。たとえば、アパートならエレベーターがなく階段で移動をするのが基本ですが、これは足腰が悪い方には都合が悪い箇所です。そこでバリアフリーとなるエレベーターを設置するのが望ましいわけです。賃貸であらたにバリアフリーを導入する場合、コストが高くなると考えるものでしょう。
ところがその心配はなく、現在ではバリアフリーを政府が積極的に推し進めているので補助金の支給を受けることが可能です。賃貸における支給額を簡単に見ると、100平方メートルあたりの延床面積で約20パーセント分の金額となります。申請をするには指定会社を活用して、書面を用意しなくてはいけません。その際の手続きはすべて会社側に一任もでき、自ら書類を制作することもないので楽に実施ができるものです。