日本は少子高齢化が進んでおり、この情勢はしばらく続くと見られています。そんな中で安全かつ快適に過ごすために、バリアフリーを導入した賃貸で暮らす方が増えています。エントランスには段差が無く、車椅子を搬入できるスロープも完備されているのが当たり前になりつつあります。エレベーターは車椅子のままでも入れるのに加えて、通常の操作パネルだけではなく座ったままでも操作できる低い位置にも設置されているのも便利です。
ドアには電子キーが採用されており、カードキーを挿入するだけで開閉ができるのも簡単です。玄関から各部屋へと向かう通路には手すりがあり、いつでも掴まって転倒を防止しながら安全に移動ができます。給湯器やお風呂、シャワー、キッチンなどほとんどの操作はタッチパネルで行うことができ、難しい操作は必要ありません。バリアフリーの賃貸ではコンシェルジュサービスも充実しており、エントランスのカウンターに常駐しているスタッフに困りごとがあれば何でも相談できます。
見守りサービスがある場合にはセンサーにより入退室を管理したり、電気の使用量などから起床や就寝、活動している時間を推測して、もしも異常を検知した場合にはアラートを通知して遠くで暮らしている家族へ連絡されるなど万が一の事態にも安心です。一見すると高齢者や障碍者のためだと思ってしまいがちなバリアフリーの賃貸ですが、実は全ての方にとって快適で安心安全の住まいを提供しています。現時点で高齢の方や障害のある方はもちろんのこと、将来のライフイベントを考えて選択する若年層のカップルも増えています。